研究者や臨床医を対象とした循環器科学の最新の進歩に関する世界的な交流の場である米国心臓協会のサイエンティフィック・セッション2017で発表された予備的研究によると、ゆっくり食べる人は肥満になりにくく、心臓病、糖尿病、脳卒中の危険因子の集まりであるメタボリックシンドロームになりにくい。

メタボリックシンドロームは、腹部肥満、高空腹時血糖、高血圧、高トリグリセリド、低HDLコレステロールを含む3つの危険因子のいずれかを有する場合に発症する、と日本の研究者は述べた。
研究者らは、2008年にメタボリックシンドロームでなかった男性642人、女性441人(平均年齢51.2歳)を評価した。
研究者らは、参加者を普段の食事速度を「遅い」、「普通」、「速い」の3つのグループに分けた。
5年後、研究者たちは次のことを発見した:

  • 早食いの人は、普通食いの人(6.5%)や遅食いの人(2.3%)よりもメタボリックシンドロームになる可能性が高かった(11.6%);
  • 食べるスピードが速いほど、体重が増え、血糖値が高くなり、ウエストが太くなる。

「ゆっくり食べることは、メタボリックシンドロームを予防するために重要なライフスタイルの変化かもしれません。
「早食いをすると満腹感が得られず、食べ過ぎる傾向があります。早食いはグルコースの変動を大きくし、インスリン抵抗性を引き起こします。われわれの研究は、米国の集団にも適用できると考えています」。
出典米国心臓協会元の記事はsciencedaily.comに掲載されました。

リブログガツガツ食べると、ウエストラインと心臓に悪影響を及ぼすかもしれない
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